読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本当の幸せは目に映らずに

好きなものを好きなように

もうどうにも止まらないキンキーブーツ

赤は情熱の色。SEXの色よ。そう言いながら、ハイヒールを振りかざすのは、決して華奢とは言えない体に女物の服を纏い、厚化粧をした男性。彼の名前は、LOLA。





先日、ブロードウェイミュージカル・キンキーブーツ(日本人キャスト版)を観劇してきました。ミュージカル界のアカデミー賞であるトニー賞を6冠も受賞した、あの名作。主演は、小池徹平三浦春馬。二人とも、最近特に歌とダンスに定評のある方々です。

ブロードウェイミュージカル 「キンキーブーツ」 ダイジェスト舞台映像


 ロンドンで婚約者のニコラ(玉置成実)と新たな生活を送るはずだったチャーリー・プライス(小池徹平)。ロンドンに引っ越した途端に、ノーサンプトンで靴工場を営んでいた父が急死。生前父が望んでいた通りに、工場の跡を継ぐことに。しかし、継いだものの工場は経営難で倒産寸前だということを知る。工場を残すためには、幼い頃から慣れ親しんできた従業員を解雇せねばならず、途方に暮れるチャーリー。そんな時に、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、彼女のためのブーツ、キンキーブーツを作ることに。仲間とともに紆余曲折しながら、困難を乗り越えていくサクセスストーリー。


実話を基にした映画が2005年に公開され、2013年にブロードウェイミュージカル化。そこから、瞬く間にヒットとなり、トニー賞6冠を受賞。私が初めてこの作品に出会ったのは、3年前。ジェンダーの勉強がしたかった私は、セクシャルマイノリティドラァグクイーンが題材にされている作品を、NAVERまとめで調べては見て調べての繰り返しで、たまたまこの作品に出会いました。パッケージ裏のあらすじを読む限り、簡単に結末や展開が予想できる。だけれども、なぜか胸が踊る。レンタルビデオ店でかりて、うちに帰ってすぐ見ました。胸が高鳴りっぱなし。黒人のドラァグクイーンってこんなに美しいのかと。メインはあくまでそこではないとわかっているのに。特に、最後のミラノでのパフォーマンスは圧巻。一人でランウエイを歩こうとするチャーリー。普段履きなれないブーツ。ましてやハイヒール。そんな彼を救うかのように颯爽と現れるローラとエンジェルズ。そこは、ランウエイというより、ステージ。自信ありげに、自分らしくありのままをパフォーマンスしている彼らは最高に格好良い。





私、今回が本格的なミュージカルを見たのが初めてで。そりゃあもう、鳥肌が立ちました。何度も参戦している、コンサートとはまたちがう高揚感。なんとも言えない緊張感と背筋が凍るような感じ。
私のお席は、2階上手側*1の8列目。だけれども、実質1列目みたいな。客席構造で前から数えると8列目なのだけれども、段差というかボコってなっててそこの1列目。非常に良いお席ではあった。けれども、けれども!!!!腰が痛かった。というのも、本来なら、舞台って前のめりになってしまうと他のお客さんの迷惑になっちゃうから、深く腰掛けて、背もたれに背筋をつけて、尚且つリラックスしてみるものでしょ?なのに、それ通りにやってしまうと舞台が見えない。浅く腰掛け、背もたれに頼らず、腰の痛みと戦いながら観劇しました。あの席は潰してほしいわ。チケット取れただけでも感謝すべきところなのでしょうけど。



さてここから先は、ネタバレになってしまう可能性があるのでご注意を。







私が、いちばん好きな演出は、1幕の最後

every body say yeah

 ベルトコンベヤーからエンジェルズが流れてきて、みんなで頑張るぞ!おー!のシーン。ベルトコンベヤーを使うことで、ステージに段差がついて、メインがより目立つ。それに、ランニングマシーンの上を歩くみたいな演出。最高。位置がどんどん変わっていくのが、本当に感動して。手すりの位置も動かせて、コンベアーが客席に向かう面によってコロコロ変えなくちゃいけない。もちろん振り付けの中で、手すりを動かす人、コンベアーを動かす人、踊る人。それぞれ決まってるんだけど、一人でも忘れたらその曲が、台無しになるなっていう演出。でも、それが綺麗に揃ってて素晴らしかった。1幕の最後ということで、キャスト全員出てるんだけども移動の仕方もスムーズ。私が見に行く前に何十回も本番してるし、何ヶ月もリハーサルしてるプロの方々だから、そうなのは当たり前のなだけど。舞台って生物だから何が起こるか、わからないじゃない、ね。

The history of wrong guys

 次にお気に入りなのが、ソニンさん演じるローレンが小池徹平さん演じるチャーリーへの恋心を自覚する曲の演出。上手側に設置してあるベルトコンベヤーに付属してるスプレーみたいな機械を使う演出。ローレンがチャーリーを好きになっちゃいけないと分かりながらも、抑えきれない気持ちがよく溢れてる。というのも、そのスプレーで脇汗を乾かしたり、スプレーを自分に向けて、ハンナモンタナみたいな風がブォオオってくる演出を生み出しり。ここが見せ場っていうのはすぐにわかるから、会場からも拍手と笑い声。なんだか懐かしさと必死さが伝わる演出ですね。
ローレンは、全編通しても脇汗をよく乾かしているので、人格が伝わってくるような気がする(笑)

The Sex Is in The Heel

 絶対ヒール主義〜♪
 ここだけは、赤文字にしないとローラに怒られるような気がして。この曲は、ローラが赤とヒールにこだわる理由とチャーリーが試作で作ったブーツに対する駄目出しがよく分かる曲。そしてローラの踊りが、キレッキレ。かっこいい。加えて、ここは何と言っても、エンジェルズさんたちあっての曲。ローラサイドは、どの曲もエンジェルズさんたちが必要だと思うけど、この曲は特に。そしてここのエンジェルズさんたちの衣装がとても好き。外から来た設定だから、トレンチコート。でも、舞台映えするようにスリット入れてあってターンをするとひらりと裾が舞う。それに、バッグを持ちながらだから踊り辛そうなのに、ヒールでブレもせず、さすがプロ。素晴らしい。この曲は、あくまでステージ上のパフォーマンスではなく、会話の途中での曲になるから演出も特別派手ではないんだけど、インパクトがある曲。逆に、Land of Lolaがステージ上でのパフォーマンスといった感じかしら。Lolaとは誰かという曲をクラブというホームのステージでパフォーマンスする。その曲は、THE・クラブって感じ。ドラァグクイーンらしい曲だなあと思いました。独特な間に、メリハリがはっきりしていて。それでいて煌びやか。キャバレーを思い起こさせる。
 もちろんこの曲も、独特の間やドラァグクイーンらしい仕草や表情はあるのだけども、より街中的。

Raise you up

 本編最後の曲。颯爽とローラが現れて、ショーが成功する模様の曲。最後の曲っぽく、衣装も豪華だしセットも豪華。映画と似た感じの圧倒的パフォーマンスというかそんな感じ。ランウェイになってるステージは、まさか道が二分岐するなんて思わなかった。縦のステージが、ぱっかーんと別れて、3つの道ができる。人数が多いステージ上では、メリハリをつけるいい感じのセット。そして、ミラノでのショーをそのままフィナーレにつなげている。この曲は、シンディーローパーぽさが現れてるように思います。メロディーとか本当にそんな感じ(どんな感じだよ)。Land of Lolaが夜の曲なら、これは昼の曲って感じ。
振り付けに関しても、お客さんも一緒に踊るような簡単な振り付けで、なおかつ何回もサビが来る。一緒に踊りたくなりました。歌詞も、よく聞いてみると元気をもらえそうな前向きな歌詞。
パンフレットに歌詞は載っているようなので、チェックしてみてくださいね。



 全編通して、三浦春馬じゃなかった。目に映るのは、ローラ。赤が好きなドラァグクイーン。歌もダンスも圧巻でした。そして、小池徹平さんもそれはそれはうまい感じにミラノに洗脳されて周りが見えないチャーリーを演じています。ローラもチャーリも、お互い目立ちすぎても目立たなすぎてもいけないという難しい役だったと思います。けれども、本当に素晴らしかった。
 周りを固める俳優さんたちも実力派の方々ばかり。特にエンジェルズさんたちは、ダンスに定評のあるミュージカル俳優さんなんだとか。体幹がしっかりしていらっしゃった、、、
それにしても、どうして男性の方がメイクするとあんなにかっこいいのでしょうか。最近流行ってるジェンダーレス系のメイクじゃなくて、舞台用とかの魅せるメイク。昔から、そちら側の方が好きですので、パンフレットのキャスト紹介を見たときに思わす声が漏れました。「ああなんて美しいのかしら」と。舞台でもパンフレットより濃い化粧をして、レオタードやミニスカートをまとって踊ってらっしゃったドラァグクイーンは素晴らしかった。


それにしても、この作品。ジェンダーについてもよく考えさせられます。保守的なノーサンプトンではなかなか受け入れられない女装癖のある男性。周りからしたら、見慣れない頭のおかしな変態だと人は認識するでしょう。しかしながら、自分の好きなことは隠さない人たちもいる。自分を偽って暮らすなんて楽しくないと。もちろん、ゲイの人間全てが女装を好むわけでもありませんし、女装してるから必ずしもゲイだということもありません。ましてや、全員が全員、女になりたいから女装するわけではないです。そこはご理解いただきたい。そんな人たちに、チャーリーのように戸惑いつつも歩み寄る姿勢が大切なんだと思います。まだまだ日本は先進国の中では、セクシャルマイノリティへの認識も遅れていて、ジェンダー教育なんてものはほとんどなされていません。
 というか、これに限定して考えると性別に関して考えることが面倒くさくなる。
生物学的男性が、女性の格好をしている。メイクをして、ハイヒールとミニスカートと長い髪。それに恋愛対象はよくわからない。そしてローラは、女性に憧れている。女性になりたいわけではない。
わたし的には、どちらでもいいわい!!となるわけです。性別という概念を捨ててしまいました。


「ありのままの他人を受け入れろ。」
ローラがドンに送った言葉。
 私は、なかなかローラを受け入れないドンに対して自分を受け入れろということなのかと思いました。けれども違った。本来、誰を受け入れろでもいいんですよ。意味合い的に。でもここでスポットが当てられているのはチャーリー。チャーリーがミラノコレクションに必死になりすぎて周りが見えなくなって従業員に当たりだした。ドンは、そんな彼の気持ちに歩み寄り、受け入れた。従業員たちをまとめ上げた。結果、ショーも大成功。ああ素晴らしい。

自分とは何か、多様性とは何かを考えさせてくれるのではないかと思います。




長くなってしまいましたが、全て私の個人的解釈と感想です。そこはご理解くださいね。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

*1:舞台用語で、客席からステージを見て右側

昔懐かし学園アリス Part.2

はい。前回はメインキャラについて書かせていただきました。文書力も語彙力も乏しい。こんな感じです。お付き合いくださいな。
kmmmm.hatenablog.com

さて今回は、あの4人を取り巻く人たちメインで書きます。

鳴海杏樹

 まず鳴海先生。この人がいたから、蜜柑がアリス学園に入れた。すべての発端の始まり。彼のアリスはフェロモン体質で、ちょっとアリスを発動させれば人を意のままに操れちゃう。だからこそ、人の心なんて軽くしか考えていなかったし、恋なんて知らなかった。それに加え、能力の技術の高さに学園の外の仕事もさせられてたから、ますますやさぐれていくナル少年。*1そのアリス故、色仕事が多かったらしい。子供にさせることじゃないよね。初校長については私もいろいろ思うから後ほど書きますね。
そんな彼を救ったのが、柚香ちゃん!!!!蜜柑のまま。学生時代、柚香ちゃんのことが大好きなナル少年。3つか4つぐらい違った気がします。好きなんて知らないやい!とやけになってた彼を救ったのが、これまた彼女の笑顔と優しさ。蜜柑といい柚香といい、芯を持った強いお方。

 蜜柑出生の謎を探るためにタイムトリップで過去に旅した蜜柑御一行。そこで明らかになる、柚香の関係と学園の闇。その闇を暴こうと柚香は学園と戦うんだけど、危うくなって学園を去ることに。ナルはやっと手に入れた光を失いたくない一心で、出て行こうとする柚香に初めてアリスを発動させた。けど、彼女の持つ盗みのアリス*2で阻止されてしまったのよ。彼の初恋は不完全燃焼のまま彼女は消え、「この学園を中から変えて。子供達を守って」と言われたナルはそのまま言う通りかなんか知らんけど、残って先生になるのよね。ここのシーン泣ける。そして、ある日蜜柑ちゃんに遭遇すると。彼は、蜜柑を帰そうとフェロモン体質のアリス使うが、ケロッとしてる蜜柑ちゃん。そこで彼女のパパ(先生)が無効化のアリスだから、ナルのアリスが効かない蜜柑にすぐピーーンと来ちゃったナル。即入学させちゃうよね。彼女に、この学園を変える力があることを期待して。私は、それと同時に、また柚香に会えると期待したのではないかと思うわけですよ。ナルは柚香ちゃん大好きだね〜

 もう一つ私の好きなところ。いつもカマ口調な彼が、過去の彼を知った棗に対して、急にクソガキとか言うのよ!きゃあギャップ!ってシリアスなシーンなのについついはしゃいでしまった。普段、「僕」とか「先生はね」って言ってるくせに「」。不覚にもときめいてしまった。


にしてもこの先生、全体的に胡散臭い。けど好き。私、どの作品にも必ず1〜2人いる物腰柔らかい中性的なキャラが大好きでございまして。夢色パティシエールなら花房五月くん。*3 ウォールフラワーと云う映画ならパトリック。*4そんな感じです。もう一人、中性的といえば危険能力系のルイ君。結構好き。

安藤翼

 そんなルイ君に好かれている翼先輩。特力系の蜜柑の高等部の先輩です。彼は影操りのアリスで、これまたすごく役にたつアリス。いざという時に蜜柑たち初等部をいつも助けてくれる。この人も危険能力系と特力系を行ったり来たりしてらっしゃいます。過去に、悪さしたり学校に反発してたからか、ルイ君に左目下に星の罰則印*5をつけられました。本編ではここが不透明。わたし的に、罰則印付けられた経緯とか翼先輩の過去を知りたかった。

そんな翼くんは、良き先輩。罰則印付けられているから学園に目をつけられてる棗の気持ちはわかるし、蜜柑のことをいつも守ってくれる。落ちこぼれは落ちこぼれなりにって開き直ってていい奴。学園祭編で、「落ちこぼれだから元々ハードル低いし、あっと言わせるのは簡単さ」と意気込んでいる翼くんはかっこいいし、なるほどと思った。学アリは名言多いよ〜〜

さて、翼先輩を語る上で忘れてはいけないのが、美咲ちゃん。翼先輩の幼馴染で、同じく特力系を引っ張るいい先輩です。サバサバしててスカッとしてる!私はこんな人が大好き!そして、翼と美咲の熟年夫婦みたいな掛け合いが大好きです。翼は美咲のことが大好きなんだけど、美咲はなんともない感じで振舞う感じね。こいつと私が付き合ってる!?ありえないありえない!ガハガハみたいな。安定の二人って羨ましい。でも結局くっついちゃうんだけどね。

心読みくん

 名前がわかりません。その名の通り、読心術のアリスです。初等部B組の愉快な仲間たちのひとり。彼がいなかったら、棗と蜜柑ちゃんの恋愛は上手くいかなかったと思うよ。なんせ、人が思ってることなんでもわかってしまうから。心読みくんもそれなりにあったみたいだけど、そこはパーマとのカップリングの見どころよね。にしても、1日でいいから彼のアリスが欲しい。
 彼は、この作品でいい感じのスパイスになってると思う。上手く言葉で表せないけど、全体通してシリアスな作品の中にヘラヘラしてる感じ(いい意味で)の彼がいることで、重くなりすぎないっていうか。彼を見るとホッとするという感じで、そうだこれは小学生が主役だ。と思い出させてくれるキャラ。別に、現実世界とはかけ離れているから思い出す必要がないっちゃないけれども。だけど、私は甘酸っぱさとか子どもならではの無邪気さとかを忘れたくないな。と。



ここまで学園アリスについて思うことを書かせていただきました。
少女漫画らしからぬシリアス展開で重いストーリーだった。これは、気になって全て読むか難しくなって離れていくか。だとおもうのですよ。私はこんなことも書いているので、もちろん前者です。伏線回収は、丁寧に最後まで引っ張ってあるので、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。
蜜柑の成長途中で学ぶんでいる事も、自分の胸に突き刺さったり沁みたり。この作品から得られるものが私自身多かった。たかが少女漫画、されど少女漫画。何かに迷ったら、手に取ってみてください。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:学園の外の仕事とは、結構闇な仕事

*2:アリス保持者に触るとアリス石というアリスが塊になって体外に出るという能力

*3:松本夏実/集英社:バラと自分が大好きな少年

*4:スティーブン•チョボスキー:主人公の憧れの女の子のお兄ちゃんでゲイ

*5:悪いことした人につけられる印。ルイ君次第で激痛を走らせることができるマーク。

昔懐かし学園アリス

最近私、懐かしいものに浸るということにハマっておりまして。懐かしい映画、懐かしいドラマ、懐かしいアニメ、懐かしい漫画、、、という感じで楽しんでいます。
 ドラマは織田裕二さんや北乃きいちゃんなど、錚々たる顔ぶれの『太陽と海の教室』を見てみたり。熱血教師系は昔から好きなんですよねえ。アニメでは、『学園アリス』を見ておりました。全26話でコミカルにテンポよく進んでいきます。私は、ひっさしぶりに見たこの通称”学アリ”にどハマりしてしまいまして。漫画も全31巻、アマゾンで一気に買いました。漫画は、途中まで友人から借りて読んでいたのですが、あいにくその友人とは疎遠になってしまい、結末がわかりませんでした。だから、この機会にと思って、大人買いしましたよ。


学園アリス 全31巻完結セット (花とゆめCOMICS)

学園アリス 全31巻完結セット (花とゆめCOMICS)

私は中古だったので、定価の約半額の4000円ほどで購入できました。

本日はこの学園アリスについて、私の思ったことをつらつらと並べていきたいと思います。


樋口橘花とゆめコミック(白泉社
NHKでも放送されていたアニメで、声優も釘宮理恵石田彰など結構豪華な声優さんたちなので、ご存知の方も多いでしょう。今回は、漫画の方を中心に書かせてもらいます。



あらすじ

まずは、あらすじから参りましょう。
端的に言ってしまえば、田舎に住む蜜柑ちゃんが突然村を去ることになった大好きな蛍を追いかけて変な学校に入ってそこでいろいろ起きるドタバタコメディといったところでしょうか。まさにウサギを追って不思議な世界に迷い込んだアリス。
蜜柑が来てから、学級崩壊状態だったクラスが協力し始めたりなど、ヒューマンドラマも含まれています。蜜柑ちゃんの成長はまじで感動する。
主な舞台は、アリス学園。この学園は”アリス”と呼ばれる不思議な能力(e.g. 心を読めるとか、空が飛べるとか、人の傷を治せるとか)を持つ子ども達が集められ、国から保護されています。それでもって、非常にこの子達は価値があるので、よく悪い人たちから狙われたりします。だから、学園の外へは卒業するまで出られないという厳しいいい学園です。もちろん親にもめったに会うことはできません。

メインキャラ

主な登場人物は、佐倉蜜柑、今井蛍、日向棗、乃木ルカ。彼らは初等部B組の生徒達で、他のB組の子供達と様々な事件に巻き込まれ解決し、という感じです。
蜜柑のアリスは、無効化のアリス。つまり、自分を攻撃してくるアリスを"無効化"にして身を守るという非常に珍しいアリスなんだそう。ただ、このアリスのせいで大変になことになっていくんですよ。ひたすら前を向き明るい女の子。
蛍は、発明のアリス。蛍が作るマシンに魂が宿る。らしい。クールで知的な素敵な子。蜜柑をそっと支えています。
棗のは、火のアリス。初等部の生徒とは思えないほど高度な技術と底なしの能力を持っており、さらに火ということで学園で腫れものというか厄介者扱いされています。本当はいい奴。
ルカ改めルカぴょんのアリスは、動物フェロモンのアリス。動物たちとコミュニケーションがとれちゃうという、動物好きなら一度は憧れる能力じゃないですかね。みんなから愛される可愛いキャラ。切ない担当。

ちなみに、アニメでは漫画本編の5巻までがアニメ化されています。


あらすじは、ざっとこんな感じ。詳しくは、wikiで。









ここからは私の感想をピャーーっと書いていくよ。ネタバレを含む可能性がありますので、ご注意くださいませ。



 まず、アニメから入った私にとって漫画は本当に重かった。少女漫画とは思えないようなシリアス展開。小学生が、監禁されたり両親が殺されるのを目のまえでみたりとか。特に、学アリに出会った頃は小学生だったので理解できない部分も多かったのよね。でも、大学生になって読んでみるとなんという重さ。いろいろ考えさせられる。そして、小学生の恋愛にときめく。

 棗くんと蜜柑ちゃんとルカぴょんの三角関係。やばい。やばいっす。棗は本当に蜜柑ちゃんが最初は嫌いだったんでしょうね。でも、何をしてもへこたれず前向きにニコニコしている蜜柑ちゃんに惹かれたんでしょうね。そして、そんな棗と蜜柑を近くで見守るルカぴょん。ルカぴょんも、太陽みたいに明るく心を溶かしていく蜜柑に惹かれるのです。棗くんとルカぴょんは、幼馴染。棗くんがとある事件に巻き込まれ、心を閉ざしました。そんな彼に寄り添い、ずっとそばにいるし棗が笑わないなら僕も笑わないと、いっちょまえにクールキャラを演じます。でも、蜜柑と出会って好きになって少しずつ笑顔を取り戻してくルカぴょん。そして、棗を変えていく蜜柑を好きになると。きゃーすてきなルカぴょん。でも切ないルカぴょん。
棗も蜜柑のこと好きだって知ってるから、自分の中で棗が一番だから、身を引いてしまうのですよ。棗が笑うなら、僕は幸せだって。
それで、諸々あって記憶を消されて蜜柑が学園を去るとわかった時に「次はまっさらな状態で俺のこと、好きになってね」って。切なすぎるよ!!!!!!!
私、ボロ泣き。ページをめくったら、涙の跡が付いていることでしょう。


 棗くん×蜜柑エピでは、2回目のクリスマスが一番好き。監禁された蜜柑ちゃんとこに奇跡的にたどり着けた棗くん。二人の将来を誓い合うシーン。
1回目のクリスマスは、事故キスからのまるでテイスティングのようなファーストキス。突然、蜜柑の唇を奪い、「キスなんてこんなものか」と言い捨てる棗くん。なんてませてるの!!もう!!

一方2回目のクリスマスは、学園の結界を張っている志貴さんという方の粋な計らいで会えました。とある事件がひと段落すると、蜜柑は学園内の迷宮棟という許可された人しか近づくことができない場所に幽閉されています。志貴さんが、捕らわれた蜜柑を探す棗を見て、一瞬だけ結界を緩めてくれたんですね。
志貴さん優男。
志貴さんのことはさておき、ませてるお二人のお話に戻ろう。なんか、お互い好きっていうのを自覚してるから照れ照れしちゃってるのよ。これがまた、KAWAII。クリスマスプレゼントにキスしろよなんて言う小学生すごいよ。最近の小学生はそんな感じなんですかね?(学アリに出会った当時、私は小学生)違います。私含め、周りは違った気がする。何回も何回もお互いを確かめ合うようにキスしちゃうんだよ。見てて、頬が上がり、口角が下がる。つまり、ニヤニヤおばさんが出来上がる。ゴホン。

クリスマスパーティー恒例の可愛いコスプレをして、「俺のこと好きか?言えよ」ってどSぶりを発揮する棗くん。たまらない。しかしながら、棗にはもう後がないというのを自分でもわかってたし、蜜柑もわかってたから、もうお互いの好きが溢れ出てるんですよ。学アリ後半に少なめの、甘々シーン。そして、何回もキスしたことをルカに黙ろうとする棗がKAWAII。のちにこころ読みくんからバレるけどね。読心術って怖い。


 はい次。蛍×蜜柑。ここも!切ない!なんてこった!本当に蛍ちゃんは蜜柑のことが好きだし、蜜柑は蛍のことが好きだし。少しばかり羨ましい。親友を追いかけて、田舎から一人で東京に来るなんてどんな愛情だよ!「泣いてるあんたは3割増しブサイク。だから笑って」なんて、ツンデレな蛍さんならではの愛情表現。この言葉があったからこそ、蜜柑は笑って頑張れたのでしょうね。好き。この言葉を受けて蜜柑は、「蛍に怒られるからうちは笑わなん」と自らを鼓舞するのです。素晴らしきかな。

少々ネタバレなのですが、蜜柑のために奮闘する蛍を見てると涙が止まりません。今までなんだかんだ、ことあるごとに近くで蜜柑を支えてきた蛍。特に、最後は号泣ものです。最後の事件後に、自分はどうなってもいいから、蜜柑のために瀕死状態の棗を助けてあげてと。時空軸の話が関係してきてややこしくなるので、ここでは詳しくは触れません。こんなに必死に蜜柑のために必死になるのは全編通してここが一番だと思います。「親も亡くして大切な棗まで失うなんて可哀想すぎる。」と。本当に蛍の愛情が伝わって来るシーンです。泣きながら、タイムトリップのアリスの持ち主であるのだっちに訴えるシーンは本当に涙が止まらなかった。小学生相手に何度泣かされてるんだって話ですが。棗を助ける代わりに蛍が受ける代償は本当に大きくてめちゃくちゃ最後までモヤモヤした。まじで。



ここまで好きなカップリングをメインにダラダラと書きました。そして、主要キャラ全体で思うこと。それは、4人がお互い似てる。
というのも、ルカは棗が大好きで、蜜柑は蛍が大好き。それぞれがそれぞれを1番に思ってるという。それぞれの幸せを一番に願ってるんです。かと思えば、ルカと蛍は、蜜柑のことが好きだけど棗と蜜柑が想いあってるから身を引いちゃうとか。この4人はうまいことリンクしてますよねえ。似た者同士上手くやってこうよ〜ってやつですかね。誰かの歌詞にこんなのなかったかな。
 ちなみに、蛍が蜜柑を恋愛面で好きなのかは正直わかりません。けど、私の解釈では、蛍は恋愛的に蜜柑のことが好きだったのかなと。決定的なのが、二人のキスシーン。小泉月との戦いの中で、もう蜜柑に会えないと覚悟を決めた蛍ちゃんが、蜜柑にキスするとこね。それに加え、ちょこちょこ蛍は棗に、「蜜柑泣かせたら承知しない」てきなことや、「ヘマしたら蜜柑を任せられない」てきなことをおっしゃってるのですよね。ちょっとした百合展開。好き。すでに読んでる皆さんは、同じことをお思いかもしれませんがね。というか、恋愛とかそういうの関係なくただ好きなんだろうな(おい)だって二人の絆は簡単に切れないもん。




ただダラダラ自分の嚙み砕いた言葉で、あらすじ書いただけな気がする。けどそれもご愛嬌ってことで許してくださいな。
でもまだ書ききれない。近いうちにパート2アップします。それは、4人の周りの人たちメインで書くつもりです。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
次も良かったら宜しくお願いします。

こんにちは。

初めまして。かえぴと申します。どこかの田舎で大学生をしております。

2回目のブログ引越し。どのブログも長続きしなかったのですが、これはあくまで鑑賞記録。ということで再度ブログを始めました。


プロフィールにもある通り、いろんなことの手を出しております。中心は、ライブと漫画と映画。映画は、基本的に一年間で150本を目標に見ております。あ、ただ数こなしで見てるわけじゃないですよ。いろんな作品を見たいという意味を込めて、数字で設定しております。
コンサートは、基本決まった人しか行かない性分なのですが、演出の勉強がしたいと思い立ち、今年から様々なアーティストさんのライブにいくつもりです。大学で、ちょっとばかり音響照明を学んでおるのでね。
最後に漫画。私の両親は、無類の漫画好きで大人になった今でも一緒に読んでます。小さい頃は、私が買った漫画は全て母親にスライドされるのが嫌で、こっそり買ってベットのしたに隠したりしておりました。しかし今では、周りの子が漫画は自分で買わなきゃいけないなんてのを聞くと、私の両親は漫画好きでよかったと思うこともしばしばあります。私が試しに自分で買って、親に読ませて、面白いと感じれば次から買ってもらえるというシステムになっています。なんてこんなことはどうでもいいんです。
とりあえず、漫画が好き。少女漫画を中心に読んでます。


ここまで読んでお気づきかもしれませんが、なにせ私、文章力が低いです。学校の先生にも、レポート添削の際に言われるほどです。文章力向上のためにもはてなでブログを始めました。どうかお付き合いくださいませ。宜しくお願い致します。